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おきあみのお部屋

okiami.exblog.jp

心臓と車のおはなしです。

あれから1年です。
Mさんは、ある病院の看護師でした。
なぜか、僕は、01年から、週一のバイトで一緒にお仕事してました。
はじめは、強そうで恐そうだったせいか近づき難かったけど、同い年のこともあって
ある時期から仲良くなって、一緒に当直できて忙しかったけど楽しかったです。
よく、当直で、循環器の先生と3人で鍋をつくった思い出は、忘れません。
(当直なのに、食事が良い!)

ただ、不整脈を持っていて。
薬が、上手くいってなかったり、心室性期外収縮がでていて、動悸と胸部不快で
困っている時、いつも、強気なのに、弱気になって、部屋まで送ってやったっけな。

去年、桑名にいってしまったので、電話だけだったけど、できれば、はやくアブレーション
せねばと、言っていた。
埒があかなきゃ、桑名でやろうともいっていた。。。

けど、25日(だと思う)一人で旅立ってしまった。
異所性心房頻拍だったのに、普通は、命はとられないはずなのに。
どうして、1ヶ月前に無理やりでも、桑名でアブレーションすべきだった・・・。
身内故、軽く診てしまう癖。
告別式で、変わり果てた姿をみて、涙が止まらなかった。

多分、嫁がいても、Mさんの事が好きだったんでしょう。僕は・・。
困った時は、助けてあげたくなる存在だったと思う。

その後、あれほど興味もなかった心臓電気生理を、まじめにやってます。
なんとか、CSもいれれるようになったし、少しずつ、アブレーションも習ってます。
ええ。

注釈
#1心室性期外収縮:心臓の4つの部屋のうち心室という部分からでるへんな脈。脈が飛ぶかんじがするというが、多くの方は感じません。ただ、タイミング悪く入ると大変な事になります。
#2アブレーション:経皮的心筋焼灼術というと禿しく心臓燃やしているみたいだけども、
だいたい、50℃くらいで、蛋白を変性させる方法です。電気で温泉卵作るようなものか?
#3異所性心房頻拍:心室の上にある部屋で心房いいます。心房の一部で回路ができて脈が
速くなるやつです。アブレーションで治りますが・・・。
#4心臓電気生理:猿人でいうとこの電気系です。早い話が2気筒同時点火している猿人が
電気系のトラブルで上手く動かないか、アイドリンクでも高回転になってしまう病気を調べる
データーロガーみたいなもんです。様々なタイミングで点火して異常を調べます。
#5CS(coronary sinus):感情脈洞といって右心房に流れ込む心臓の静脈なんですが。
丁度、心房、心室の分かれ目を走るのでわざとここへテスター電極をおいて、電気の流れを
みて、病気を見つけれるわけです。
# by absolutecobra | 2005-11-27 00:02 | 病気
燃費状況_c0022798_2075780.jpg

ここ数ヶ月の燃費推移を診て見ました。
まあ、日光の緊急事態もあり、谷ができてますが。概ね、automatic cruise のため
順調な結果でした。
例のブツもそうですが。
ほんとすいません。風評に流されてますね。最近。
ちゃんと大道を行きたいと思います
# by absolutecobra | 2005-11-23 20:14 | 馬蛇車
CMに05マスがでてきます。
来年は、精気輸入するのでしょうか?
アブソ君は、中古購入して今年で2年。
18000キロから現在50000キロを越えました。
いろいろありましたが。現在、低速、車庫淹れ時に、ハンドル切るとギシギシいいますが。
一応、高速巡航は、安定してますし。緊急走行もこなせるし。
できれば、早朝の通勤後に歩行困難と跛行が出現してしまうのが問題でしょうか?
まあ、1時間程度で回復しますが。
おそらく、元々、腰椎が前彎が弱いので、19歳くらいから腰椎のブッシュがへたれが
でてますので仕方ないです。(MRI上)ウレタンに換えたらようなるんかいな?(無理)

あと、
マフラーを・・・。STEEDAなんかに・・・。

来年、人が増えたら考えます。(一人じゃ何もできません。常に緊急発進状態です)

以前より、こういったお姉さんタイプとのお付き合いは苦手です。はい。
# by absolutecobra | 2005-11-23 11:41 | 馬蛇車
父、慈光淳良信士の事故死より10年になります。
思えば、95年11月17日の23時、廃材を積んだトラックが共和橋を通過。橋の下りで、
廃材が大量に道路に落下。
その後にバイクで廃材に乗り上げ転倒。
救急搬送。三郷順心病院
来院時ショック80台。
ステロイド+エフェドリン投与。
#1右大腿骨骨幹部骨折
#2骨盤骨折(恥骨)
#3両側肋骨骨折(右2-6 左2-8)
#4前胸部打撲による皮下血腫
#5肺挫傷
だった。
脳CT上は問題なかった。
ただ、flail chestは避けられない状況であり、恐らく、肺挫傷は強度、早々に胸腔ドレーンは
必須と思われたし、恐らく失血も危険なうえ、恐らく肺挫傷悪化すれば、危険な状況であった。
しかし、その後、特に治療は点摘のみで、放置されたという。
午前4時に呼吸状態悪化し、レントゲンは肺うっ血(挫傷による肺浮腫)
挿管、人工呼吸器管理したが、アシドーシスも進行しており、改善できず。
心臓マッサージも効果なく。
死亡。
当直の脳外石であったのは、厳しかった。
大学4年の自分では、まだ、状況を理解できなかったし、上の文章は今自分のレベルならの
診断であり、正直あの時点では、言われるままの経過しかなかった。
ただ、数時間で、肺は完全に肺浮腫になっていたし、恐らく、経皮的心肺補助装置装着しか
助かる見込みがない状況に陥っていた。3次救急レベルだったのであろう。

死因は、未だ不明のまま、肺の水腫だけで、死んだわけではなく、病理解剖でも明らか
だったし、血胸も、それなりだったが、致死的ではない。
まして、脂肪塞栓も、一応は、病理では認めなかった。

10年経っても納得はいかないし、石に対する不信を持っている。
脳外が中心の今の病院も、そういう意味では、因縁を感じる。

ただ、何もしないわけにはいかない、納得のいかない死を受け入れられないゆえに
葬式後に自分の大学へ運んで解剖した。
目の前で、自分の親の体を切り刻まれる気分は・・・。
何故か、メスが入ると、医学の眼に変わって原因をつきとめたい思いしかなかった。
妹も母もそうだが、あの年の年末は記憶がない。
正直、大学辞めるとこまで悩んだ。
整形外科の試験前の勉強中は、涙で、憶えられなかった。
確か、留年スレスレで5年生になった。
遮二無二、国試も通過した。
興味のある科目でなく、とりあえず、いそがしいければいい科が心臓外科だった。

5年後、カルテ処理時期に伴い、順心へ依頼したが、同じ中央病院グループ内にいたにも
拘らず、「もう処理した」といい、開示を拒否された。
自分の手元には、記憶のみが残った。

7年後、納骨となって、父は、六浦に眠る。
「苦徹成珠」
吉川 英治の「我以外皆我が師」にある言葉だったが、建立に伴い、
自分で、決めた。
父の人生そのもののように見えた。
ただ、成した2つの珠を、現世で観れない状況にあるが・・・。

あの石よりは、まともな石になりたいと10年経った。
果たして、自分はあの石以上に成り得たか?
それ以上の医療を提供できる石か?
あの時の思いを患者様家族にさせてないか?
自分は、父のような、珠を成せるか?

問いつつの日々がある。
# by absolutecobra | 2005-11-18 04:48 | 未分化
近くのENEOSで給油。
隣に、赤い毒蛇がああ!
すごい、音です。同じ蛇族なんですが、桁違いな音です。低温の。
マフラー横だし。

いつかは、乗ってみたいなあと思ったら山の神様から、お怒りが・・・・。プギャーーー
赤毒蛇_c0022798_7545213.jpg

# by absolutecobra | 2005-11-14 07:57 | 馬蛇車

by absolutecobra